ひなのんと愉快な仲間たちのブログです。

千葉のある場所で起きた

ビーグル達の多頭飼育崩壊。

現在も5頭が動物愛護センターで新しい受け入れ先を待っています。



その子達の詳細はこちら↓
「愛護センターレポート」






その中の一頭。

ほんわかしていて

ちょっとシャイで

少しだけおとぼけな表情をしている女の子。

大福ちゃん22


名前を大福ちゃんと言います。


多頭崩壊のビーグル達の中から
一頭でも救いたいと



あるご夫妻が、埼玉から駆けつけてくださった2月10日。




一番困った顔でご主人を見つめていたという大福ちゃんを選び

そのまま連れ帰ってくださいました。



大福ちゃん23




そんな大福ちゃんにほぼ一か月後の3月13日

会いに行ってきました。


うちのシャトル号、走る走る~






さて、久々に会った大福ちゃんの現在の姿がこちら。



大福ちゃん4






私の第一印象が


「大福ちゃん、若返った~(@@)」


でした。


大福ちゃん5






正式譲渡の記念で撮った家族写真には



大切そうにママさんに抱きしめられ

すっかり家族の一員となっている大福ちゃんの姿がありました。


左の子は先住ワンコのビーグルのきなこちゃん。
大福ちゃん家族写真




大福ちゃんの主治医の先生によると

推定年齢は12歳くらいだそうです。





それまでいったいどんな苦労をしてきたのか



傷だらけのお顔


大福ちゃんセンター





垂れ下がったおっぱい




大福ちゃんセンター2






それらを見たら容易に想像できます。







大福ちゃんの幸せ





大福ちゃん、少しでもママさんの姿が見えなくなると

部屋のあちこちを探して、切なく泣いてしまうのだそうです。

大福ちゃんの幸せ2






12年にしてようやく大福ちゃんが手に入れた


安堵に満ちた生活。





深い深い愛情。


二度と無くしたくないのでしょうね。




大福ちゃんの幸せ3






大好きなママさんにくっ付いて

大好きなパパさんに優しく声をかけられ

やっと安心して眠る、幼い子供のような大福ちゃん。




幸せそうな姿なのに

大福ちゃんの感情が伝わってくるかのようで

見ていて涙が出てきます。

大福ちゃんの幸せ4





実はね




避妊手術の際

同時に乳腺腫瘍の除去手術をした大福ちゃんですが

後に悪性であることが分かり

さらに他の乳腺に転移が見られるそうです。





犬の神様


そりゃあないよ。


そりゃあんまりだ。






体重の減少が見られるので

腫瘍の再除去手術は見送られ

今は体重増加を目指しているそうです。





関わる人間によって

犬の運命は本当に大きく変わります。




大福ちゃんの幸せ5



乳腺の癌の原因になるほど幾度も授乳をし



顔が傷だらけになるほど、犬同士が一カ所にひしめき合い




いったいこの子たちが今まで何回助けを求めて悲鳴を上げたのか。



気の遠くなる長い時を、耐えてきたか。




亡くなった元飼い主は

異常性を感じつつも

自分ではどうすることもできず

周囲に理解されない苛立ちと、増え続ける犬達の狭間で

孤立を深めていったのではないのか・・と推測しています。





こんな最悪の状況になってしまうまで

本当に誰も何もできなかったのか。



周囲の住民の苦情が一時収まれば

家の中の犬達の強いられてる状況を変えようと思う人は


残念ながらいなかったのではないか。




ビーグルたち1



犠牲になるのは

いつも力なき者です。


そして責任も何もないいぬ親さんが

元の飼い主に代わり、命に対する責務を誠実に果たそうとしてくださっています。





千葉だけでもこんなケースがいくつもあるものと思われます。


常識から逸脱した多頭飼育現場を

把握し、何らかの対策をしていかなければ

とてもじゃないけど殺処分ゼロを目指す!なんて言えません。





大福ちゃんが今は幸せだからいいでしょ。

はい解決解決。



ではなく



今まで犠牲になってきた子達の想いを決して無駄にしてしまわないよう


行政やボランティアが一体となって
一歩踏み込んだ対策が講じていけるよう

その基準となるレールを少しずつでも敷いていかなくちゃいけないと思います。







私たちが口で何百回説明するより

大福ちゃんの無垢な姿と

偽りない大きな愛情で大福ちゃんを慈しむいぬ親さんの姿を見てもらう方が


人の心に訴えかけるものが大きいので



いぬ親様の許可をいただき、記事にさせていただきました。



大福ちゃんは病気と闘いながらも
優しい家族と安住の地を見つけました。


今もどこかで辛い思いをしている子達にも

助けの手と人の慈悲が訪れますように。


そして、私たちのようなボランティアが必要のない世の中になりますように。


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2015.03.15 / Top↑
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